インターネットで長屋をリフォーム 1週目

1.1週目水曜日

火曜日までで解体が終わり、水曜日には床の下地がほぼできあがりました。

束石とプラスチック製の束柱がいくつか追加され、既に大引きや根太(ねだ)の設置はほぼ終わっています。

ちなみに、床の下は、まずコンクリートの基礎→その上に土台(基礎の上に置く材木)→大引き(太い角材)→根太(40ミリ〜50ミリくらいの角材)→床という順に施工していきます。(大引きと根太兼用の角材を並べてその上に直接床を張る工法もあります。要はケースバイケースでいろいろです)

その間、上下水道用の配管工事も行われています。床下を這うものなので。

 

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2.1週目木曜日・金曜日

床板の張り込みです。白く見えてるのは発泡スチロールで、防音と断熱のために敷き込んでもらいました。

床下点検口の開口部が見えています。

 

その後の床板がほぼ張り終わった状態です。キズが付かないように養生されています。

その間に、裏の物干し用の出入り口として使う掃き出し窓の枠が付きました。シャッター付きなので枠がだいぶ出っ張っています。

その向こうにあった板床を物干しの床として再利用するつもりでしたが、そのままでは枠が取り付けられないため、床はとりはずすことになってしまいました。床用にまた基礎を作り直す必要が発生しました。

洗面台用の配管です。真ん中のが排水。今回は壁排水なのでこういう格好になりました。左右の管はお湯と水の配水管です。黒いのが塩ビ管で水用、白いのがお湯用で銅管に断熱材が巻かれています。

風呂の設備は全て撤去され、新たに防水の床がコンクリ施工されました。まだ乾いていないので黒く見えます。こちらの水道配管もすでに終わっています。

同時に風呂用のルーバー窓も付きました。以前の窓はとりはずして壁になっています。壁部分はユニットバスが入る際にグラスウールをはさみこんで断熱・防音の対策を取ります。

一番下の写真は、ルーバー窓を外からみた状態。横の黒い部分はそのままモルタルが塗れるようにザラザラ加工された板です。

 






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