◇スイッチプレート(コンセントカバー)を交換する

このHPを見ていただくような方には釈迦に説法かもしれませんが、コンセントのカバーを取り替えるだけで部屋の感じがけっこう変わります。最近は100円ショップなどでも交換用のカバーが売られていますから試してみられてる方も多いことでしょう。このぺージではこれまでに実際に使ったコンセントカバーをいくつか紹介したいと思います。

ちなみに、ヤフオクや楽天で探す場合は「コンセント カバー」よりも「スイッチ プレート」で探す方が目的のものが見つかる可能性が高いです。

  

1.カバーの取りはずし方

カバーの下側にご覧のようなスリットがあります。ここに細めのドライバーなどをつっこんで少しひねれば簡単にはずせます。内カバーが出てきますのでネジをはずして取りはずします。

おおむね左下の写真のような状態になっているはずです。板壁などではボックスが露出することでしょう。

ネジが最初から見えている古いタイプのコンセントカバーはそのままネジをはずせば同じ状態になります。

 

 

 

左のものは3穴型(3口型)です。

下の陶器型のテディベアの左が1穴型(1口型)、右が2穴型(2口型)になります。

2.陶器型

一番人気が高いタイプではないでしょうか。500円〜1000円程度で手に入ります。陶器をメール便や普通郵便でというのは危険なので送料は多少高くなってしまうと思います。

陶器型は見栄えがいいのですが、重大な欠点がひとつあります。それは、穴が大きいため、取り付けたときに必ずすき間ができるということです。焼き物なので精密に製造するということができないのです。

 

すき間をごまかす方法はいくつかあります。
ひとつは厚紙やプラ板で内カバーを作る方法。少し色を付けたりしておくとかえってきれいに見えるかもしれません。
もうひとつが下の写真のようにビニールテープでごまかす方法です。

雑な貼り方ですが、プレートを取り付けるとこれで充分きれいに見えます。ちなみに左の写真のプレートはすべてこのやり方でごまかしています。

3.木製

色や形状は豊富です。100円ショップでも見かけますが、1点物の工芸品として売られている高級品もあってお値段も様々。中にはプラスチックにプリントしたようなものもありますので購入時にはよくご確認を。

4.ホーロー製

カラフルなものがいろいろ出ています。左のものはひとつ700円くらいで買いました。アンティークな雰囲気になると思います。ホーローの場合もすきまができてしまいます。

5.アルミ製

左の2つはアルミの1枚板を削りだしたものです。川上元美氏によるデザイン。ひとつ千円くらいでした。左はアルミの生成風、右が白く塗装したもの。インパクトを感じて買いましたが貸家のリフォームにはオススメしません。使ってみてわかったことですが、パッと見ではそれとわからないので同じお金を出すなら陶器製か木製の方がいいでしょう。ご自宅に使う分には高級感があっていいと思いますよ。質感サイコーです。

下のものはアルミ材に文字がプリントされたもの。アルミの型押し品はカラフルに塗装されたものもあってデザインも豊富で比較的リーズナブルなものが多いです。

 

金属製では真鍮製品もポピュラーです。あとは金メッキやクロームメッキのもの。いずれも高価なので一般的な貸家に使うことはまずないでしょうね。

 

今一番手頃なのは、プラスチック製のものでしょう。キャラクターものなどものすごく種類が出ています。ただし好みが分かれるものが多いでしょうねえ。貸家に使うのはどうでしょうか?

あと、既存のコンセントカバーに貼り付けるだけのシール(曲面に貼れるもの)というのもあります。POPで自由なデザインが楽しめますし、安いのが何よりも魅力(「スイッチ プレート シール」で検索してみてください)。デザイン力に自信がある方はプリンター用の曲面フィルムを使って自作してみるのもいいでしょうね。

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