インターネットで長屋をリフォーム 3週目

1.3週目月曜日

キッチンの壁が張られだし、ステンドグラスがはめられました。

リビングから寝室方向を見たあたり。ドア枠がはまっています。ここにステンドグラスドアが付きます。アンティークのドアはゆがみや反りがあるのが当たり前のため、ドアの取り付けには充分に注意してもらっています。
トイレと洗面台のところのドア枠も付きました。
物干しの外側の外壁です。光を取り込むため上側を切ってもらいました。400ミリほど壁を撤去しています。幸い向こう側が今のところ駐車場なのでかなり明るくなるはず。ちなみにこちらは東向きです。

2.3週目火曜日

壁のベニヤはほとんど終わっています。一部はコンパネという分厚いベニヤを使って強度を出し、同時に防音の足しにしています。

ステンドグラスドアがはまるところの壁もできました。
寝室のところも終わっています。奥のお風呂やトイレのあたりはまだ壁の下地が見えている状態。

物干しのところの天井付近の状況。天井は従来のものにペンキを塗っています。後からだと隅を塗るのは面倒なので壁の一部も施工前に塗っておきました。ミルキーホワイトというポピュラーなペンキです。つやあり、つやけし色々ありますがこれはその中間のマイルドなつや、というやつ。今回の部屋はほとんどこのペンキです。

天井裏には断熱用にグラスウールを入れてもらいました。最終的には下からツインカーボという素材を張って断熱を強化&見栄えをよくする予定。

3.3週目 水曜日

柱のところに化粧材が張られています。以前のリフォームではこういうのはなくて壁紙で柱ごとくるむようなことでやってもらってましたが、なぜかこういうことになっていました。このとき気づけばやり直してもらえたのですが、この時点では頭が回りませんでした。同じ大工さんなのですがねえ…。油断しました。化粧材はキズがついたとき目立つのであまり好きではありません。

トイレあたりの壁も完成しました。

4.3週目木曜日

ステンドグラスのドアが取り付けられました。思ったほどのゆがみはなく、わりとスムーズに作業ができたようです。

洗面やトイレのドアも付きました。こっちの方が苦労したようです。新品ですが、無垢材特有の反りがあったようで。この段階では丁番がゆがんでたりもして、この後やり直してもらいました。
キッチンに流し台が入りました。その上に白く見えてるのはキッチンパネルです。汚れが拭き取りやすいので最近はステンレスよりキッチンパネルを使っています。2000ミリ×1000ミリくらいのが6千円くらい。ヤフオクで買ったこともあるのですが、キズやひび割れで何度か泣いたので最近はホームセンターで点検してから買っています。特売で千円くらい安くなってるときに…。

物干しのところも梁がついて格好がつきました。急いでペンキ塗りをしないといけません。言い遅れてましたが、ペンキ塗りは自分で全てやっています。たまに施工中にはがれたりして大工さんが塗り直してくれたりしますが、それはやめてくれと言ってるほどです。色が違ってたりするのは論外ですが、同じ色をきれいに塗ってくれたとしてもハケ運びの味が違ってしまうので。

ちなみにペンキ塗りは嫌いです。後始末でハケを洗うのが特に。

もうひとつちなみに、ペンキ塗りの際は、赤ちゃん用のお尻拭きとコンビニ袋が必需品です。はみ出したところ、ペンキが垂れてしまった痕などはお尻拭きですぐ拭けば完璧にきれいになります。指についたときも同じ。コンビニ袋はハケのペンキが乾かないようにするためハケ先を包むのに使います。乾いてしまったハケを洗うのは大変だし、ハケがすぐにダメになります。関係ないところにペンキを付けてしまうミスを防ぐのにも有効。特に今回は物干しを塗った後は屋内を通り抜けて別の場所でハケを洗うので絶対必要です。

5.3週目金曜日

窓に面格子が付きました。ヤフオクで買ったものです。後で目隠しを付けますが、斜め方向からも見えにくくするため少し大きめのを買いました。大きすぎたかも。アルミなのでカットは簡単ですがとりあえずこのまま使ってみます。

近所ではこういった白い物を売っているお店が見あたりませんでした。以前はネット通販で製造元から直接買っていたのですが廃業されたようで連絡が付きませんでした。このサイズで送料入れて9千円くらいで買えたのですが。今回は12,000円くらいかかってます。消費税が外税になっていて思ってたより高くなりました。

すでにクロス(壁紙)が貼られています。

床も天井もシンコールのSL-644を使いました。手塗りっぽく見えるものです。ちなみに壁紙の型番はしょっちゅう変わるのでメーカーのサイトでちゃんと確認しないと大変なことになります。今回はシンコールさんに問い合わせたらカタログを送ってくれました。新しいのも出ててそっちを使ってくれというようなことのようでしたが、結局いつものSL-644にしました(笑)。

楽天等では壁紙を売っているお店がけっこうあって無料でサンプルを送ってくれたりしますので、これから始める方はそういうお店を利用されるといいですよ。

クロスがまだのところもあります。壁の色が一部違ってるのは、ベニヤの継ぎ目がわからないようにするためのパテです。パテ塗りして一日乾かしてからクロスというのが一般的です。ステンドグラスドアの前に見えているのはクロスのロールとクロス用のカッターです。

6.3週目土曜日

外壁塗りを始めました。ニースピーチという色です。今はこの色かニースブルーというのをよく使っています。この時点で1.6リットルを1缶使い切りました。洗うのが面倒なのでハケは使い捨て用の安物を使っています。外壁塗りではどうせハケがすぐ傷んでしまって何度か塗ると捨てることになります。緑色に見えているのは例によって養生です。めちゃくちゃ手抜きです。

ペンキを塗る前に、ペンキが染みこまないようにさせるためのシーラーという下地剤を塗っています。今回は手を抜いてスプレーのシーラーです。スプレーは簡単でいいのですが、この外壁だけで3本、3千円近くかかっています。ハケ塗りの方が少し安いです。

玄関を入って左側、ステンドグラスのところにもクロスが。

クロス貼りが終わっています。2日かかったことになりますが、それでいつもどおりです。

 

だいたい先が見えてきました。年末だったのもあり、このあたりで工事費の半金を渡しました。(完成後に全額渡すというやり方の方が普通かもしれませんが、いつもお願いしていて信頼している施工業者さんなので)

物干しの基礎部分です。下のコンクリートは水はけ用に斜めになってるので右端の束石は下にセメントを敷いて水平を出しました。束柱も大引きもこの時点では水平を取るために仮置きしているだけです。

束柱は100×150ミリのものに切り込みを入れて大引きを支えています。大引きにはツーバイフォー建築用のパイン材90×40ミリを使用。束柱も大引も防腐剤を二度塗りした上からペンキをさらに二度塗りしています。見えないところなのでペンキは必要ないんですが少しでも長持ちしてほしいので。(防腐剤は楽天で買った吉田製油所の九三七一というのを使いました)

左に見える黒いものはプラスチックの束柱です。高さ調整ができるもの。ひとつ700円くらいです。洗濯機が置かれる部分の補強用に3つ設置します。

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